ごあいさつ
LOVE&PEACEのホームページにお越し下さりありがとうございます。
代表理事のさかがみです。
LOVE&PEACE自体は1998年に設立され、当初はひとりのスタッフとして参加しました。青少年教育団体としてまわりには大学教授や国会議員をはじめとする政治家の先生方、全国PTA会長などの有識者ばかり。参加するように勧めた事務局長も会社経営者で、20代の青年にはよくわからない世界であり、事務局長の勧めがなければかかわることはなかったと思います。会の活動主体は学校の教員や保護者の方々。その後、学生たちが参加できるような会にするという形で学生たちを中心とした催しを多く開催するようになり、そのプロジェクトのメンバーとして徐々に中心メンバーの一人になっていきました。
学生たちが中心になったプロジェクトは成功し、定期的なイベントのほか日々のサークル活動なども活発に行っていきました。そのプロジェクトのリーダーとして広報部長という立場で行政や民間企業、教育機関などへの渉外やメディア対応もしていました。
大学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが中学生高校生の勉強をみてあげたり、家庭や学校での様々な悩みや進路に関する相談なとができる関係性もできていきました。
そして2003年に大阪府知事認証のNPO法人としてさらに大きく活動の幅を広げてまいりました。
転機は2007年。当時うさぎを飼っていましたが、ある方から大阪府動物一時保護センターに保護されているうさぎ達の状態が悪いので見に行ってほしいというお話があり、センターにお邪魔したところ、捨てられたどうぶつ達が一時的に保護されていました。
当時、公務員の獣医師さんやスタッフの方々も誰もうさぎの生態をわかる人がいないということで、飼育状況はとてもひどいものでした。あまりの汚れと悪臭に驚き、勝手におそうじを始めてあとで本庁の担当者の方に「勝手にそうじをされては困ります!」とこっぴどく叱られましたが、いろいろとお話をさせていただき、ケージや飼育用品なども新しいものを寄付させていただき、まずは住環境の改善のお手伝いをさせていただきました。
当時は府民への譲渡も行っていましたが、そもそも認知度がほぼゼロでお迎えいただく数が絶対的に少ない、そして定員を超えてしまうとどうしても殺処分せざるを得なくなる状況でしたので、ともかくお迎え希望の里親さんを募って譲渡につなげるというお手伝いをさせていただきました。
大阪府の規約に沿っての譲渡でしたので、譲渡対象は「大阪市・堺市の政令市と中核市をのぞく大阪府民」となっていましたが、そんな範囲では里親募集なんてできないと交渉し、全大阪府民がOKになり、その後近隣の府県にも審査を通れば譲渡するという形にしていただけることになり、たくさんの子たちを譲渡につなげることができました。
そして、年月が経過すると今度は大阪府下の行政機関から直接の保護依頼をされるようになり、直接保護して医療を受けさせて譲渡につなげるという形に移行していきました。
本格的な保護活動となると青少年教育団体としての枠を超えることになるので、会の予算からの支出ができず、全額自腹という形になってしまい、経済的にもかなり苦しくなりました。また、うさぎだけではなく犬や猫も保護するようになりましたので支出が毎月50万円以上になってしまい個人の支出だけでは回らなくなってしまいました。
そのため、それまで寄付はいただかないというスタンスで活動していましたが、サポートしてくださる方々からのご支援をいただいての活動となりました。
おかげさまで数多くの捨てられて行き場をなくして子たちの新しい家族探しという活動に一定の成果を出すことができたと思います。
私自身が大きな病気をするようになり、第一線からは退かざるを得なくなり、うさぎ達を守る活動をしていた SAVE THE RABBITS は当時部長をしていたAYA氏が引き継ぎ、新しい法人を設立して現在も活躍されています。
残った犬や猫の保護についても新規の保護についてはボランティア個々で保護する子たちをのぞき、取りやめとし、継続して活動している地域猫活動と、病気の子とご縁に恵まれずに残っている子たちを引き続きお世話をしている状況です。
現在は新規の保護活動などはしていませんが、これまでの経験をもとにサポートをしたりアドバイザーとして少しでもみなさまのお役に立てるようにと思っています。
微々たることしかできませんが、どうぞよろしくお願いします。
2025年1月吉日
一般社団法人LOVE&PEACE
代表理事 さかがみよしあき